オランダのほとんどの街では伝統的な建物がそのまま使われていて、景色が統一されています。オランダ人は英語が堪能。あと自転車がとにかく多いです。数は人口の3倍だとか。

学校生活ではほとんどプロジェクトメンバーと過ごすことになります。長期スパンで同じメンバーといるので文化の違いを感じることもしばしば。オランダ人の積極性には感心します。

お昼は近くのスーパーへ。他のプロジェクトメンバーも誘って行きます。オランダの物価はだいたい日本より安いので経済的にも助かります。果物が甘い!

震災後、校内でSUSHI for JAPANというベネフィットイベントを開催しました。オランダ人の友達も寿司作りに協力してくれて多くの人に支えられていることを体感しました。この収益は日本赤十字社に送られました。

ヨーロッパは格安航空や鉄道パスが充実しているので休暇には旅にでます。アグレッシブな旅は学生の特権。たくさんの出会いが待っています。

芸工ではキャンパス内にある図書館によく行っていました。古い本から新しい本まで、アートやデザイン系の本が多く所蔵されています。デザイン雑誌もあります。

サークルや友達からの頼みでポスターやCDジャケットを作りました。1,2年までは課題で作品制作をする機会は少ないですが芸工は他分野との人脈を作りやすいので、積極性が大事だと思います。

1年生の全学課程のときには伊都キャンパスからバスで10分強のところにある波多江の女子寮に住んでいました。このときできた他学部の友達との出会いは今考えるととても貴重だったと思います。

Profile

國分 友美子

2009年にAOで画像に入学しました。現在オランダユトレヒト芸術大学のインタラクションデザイン学科に1年間留学中です。留学する二年生まではバイト中心の生活で、時折課題や依頼などでポスターやCDジャケット、Webサイトを作っていました。現在留学先の学校ではプロジェクト形式の授業に参加し、コンセプトデザインからプロダクト、プレゼンテーションまで現地学生と共同作業をしています。芸工の交換留学は、熱意さえあれば実現可能なすばらしい制度です。興味があれば学務科の方に相談すると親切に対応して頂けます。勢いで留学を決断し英語もままならないところからのスタートで苦労もしましたが、それも留学生活の貴重な経験になったように思います。
また、オランダは他の諸国とのアクセスがいいので休暇にはヨーロッパのさまざまな国をまわったり、オランダや他国からの留学生の友達と交流したりと非常に充実した日々を送っています。

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