この授業は、「ものを集めて並べること」をテーマとしています。前半では「コレクション」という行為を巡り、何を集めるのか、集めたものをどのように並べ、分類するかなどを検討します。そうした検討に基づき、受講者は与えられた課題にしたがって集めた画像について発表をします。後半では、美術品のコレクションを展示する場としての美術館とそこでの作品展示のスタイルについて、歴史を解説し、現状を分析します。受講者は、講義を参考に架空の展覧会を企画し、展示コンセプトと展示作品について発表を行います。以上のような講義と発表をとおして、全体としては、私たちをとりまく日用品から芸術作品まで「ものを集めて並べる」ことを一つながりにとらえ、「並べること」から生じる意味についての理解を深めることを目指します。

学生のコメント

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コレクション、という観点から美術作品の収集・展示について学んだ授業で、演習として「実際に自分がコレクション展示をするなら」という構想でプレゼンをしました。自分なりの発想をもって面白いアイディアを出すということだけでなく、他の人の様々なアプローチを見て勉強できる、発見の多い授業だったと思います。

プレゼンテーション能力が問われる授業でした。

Data

担当教員米村 典子(非常勤)

学期3年前期

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